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2012-05-01

CPU遅いメモリ少ないのパソコンを何とかしたい WindowsでソフトウェアRAID

自宅に無駄にケースだけ大きい眠っているコンピュータがありました。

Celeron1.7GHzでRAMが512MbyteでHDDはIDEで60G + 40Gでした。

Windows XPをインストールすると、それなりに動きました。が、Updateを繰り返すうちにドンドン遅くなり、最終的にはネットを使うにもストレスが生じるような状態になりました。

かといって、このコンピュータに金を掛ける気はありません。そこで、試しにソフトウェアRAIDでストライピングしてみることにしました。

ジャンク箱から使えるHDDを探すと60Gが一個見付かりました。これをステーで適当に開いているスペースに設置します。システムを60GのHDDにインストールしてしまっているので、RAID-0としては40Gのドライブしかできないので、残りの20Gは普通のボリュームとして使います。

マイコンピュータを右クリックして管理 – ディスクの管理とすすみ、右側下段のディスク1とディスク2をベーシックボリュームからダイナミックディスクに変換します。

で、ディスク1の領域でストライプボリュームを作成するウィザードでディスク2の領域を指定してDドライブとして作成しました。これで約80GのDドライブができました。

フォーマットが済んだら、仮想メモリをDドライブに指定します。マイコンピュータを右クリックしてプロパティ - 詳細設定 - パフォーマンスで詳細設定タブの仮想メモリグループの変更ボタンをクリックします。上の白い枠でCドライブを選択して、下のページングファイルなしを選択して設定ボタンをクリックするとCドライブの仮想メモリ領域がなくなります。

次に、上部でDドライブを選択して、ページングファイルのサイズを初期サイズ2048、最大サイズ4096にしました。適用するには設定ボタンを押した後、Windowsを再起動します。

このパソコンでは、ちょっとネットをしたり、時間の掛かる処理をしようと思っています。時間の掛かる処理は、寝てる間とかにやらせるので、それ程速さは求めていないのですが、ネットはストレスを感じない程度には動作して欲しい。

そこで、普段使っているchromeのキャッシュもDドライブに移動します。他に、マイドキュメントもDドライブに移動しました。

chromeのキャッシュは、junctionを作成して内容を移動してきました。他のブラウザならキャッシュのパスを指定できるような物もあると思いますので使うブラウザに応じて対処します。

実際に使ってみると、ブラウザの起動には多少時間が掛かりますが、起動してしまえば新しいタブを出すのも、そこそこの時間で出てきますし、ウェブサイトの表示も速くはありませんが、ストレスが溜まるほどではなくなりました。

体感ですが、ストライピングする前よりは断然早くなりました。メモリ不足をHDDの高速化で補った感じにはなったと思います。

たまたま、HDDが余っていたのと、IDEケーブルに空きがあってHDDが3台接続することができたので、なんとかこんな事ができました。期待していた以上の結果になりました。やる前は、多少ストレスが軽減すればいいかな?!程度にしか期待していませんでした。

Windows VISTA以降ならReadyBoostという手もありますし、SATAならSSD化というのも有りですかね。ただ、このスペックのコンピュータにお金を掛けるのはもったいないので、手持ちのパーツでどうにかしたいですね。

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