効果的なデフラグを考えてみた
ある日、ウルトラブックのドライブが残り1ギガになってしまっていた。
128GのSSDでSSDはランダムアクセスが速いという事で、基本的にSSDに対してはデフラグ不要と言われていますが、ここまで逼迫してしまうとファイルやシステムの整理をして空き領域ができても空き容量が断片化してしまうためにアクセスが遅くなる。
そこで、この空き容量をできるだけ繋げるためのデフラグをしてみる。
ついでに、他のコンピュータも全部やっておく。
それにしても、SSDはHDDの10倍くらいの速度で読みだしてくれてて快適。
不要なファイルの削除など
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可能なら仮想メモリをデフラグ対象外ドライブに変更。
C:\pagefile.sysが削除される。再起動ではC:\Pagefile.sysを削除できない場合にはシャットダウンも試してみる 起動中の全てのソフトを終了する。 スタートアップで自動的に起動して常駐しているソフトをできるだけ終了する。 管理者モードでディスククリーンアップで、全ての不要ファイルを削除。 管理者モードでディスククリーンアップの「その他のオプション」の「システムの復元とシャドウコピー」でクリーンアップ。 コンピュータの管理でWindows Updateサービスを停止。
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C:\Windows\SoftwareDistribution\Download\の全てをファイル削除
C:\Windows\SoftwareDistribution\dDataStore\の全てのファイルを削除
管理者のコマンドプロンプトから
powercfg.exe -hibernate OFF
として、C:\hiberfilen.sysを削除。 セキュリティソフトをデフラグの間、一時的に停止する。 PiriformのCCleaner.exeでアプリケーションの一時ファイルなどを削除。
レジストリもダイエット。
Defragglerでデフラグ実行
この状態で、PiriformのDefragglerでデフラグ実行。
効果を実感したければ読み取りのベンチマークをメモっておく。
一秒間に読み込めるデータの量なので、数字が大きいほど読み込みが速いということになる。
環境を元に戻す
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デフラグが終了したら、コンピュータの管理でWindows Updateサービスを再開。
復元ポイントを削除していて、復元データの保存可能容量を指定するなら、保存可能容量を設定する。
休止状態を可能にするなら
powercfg.exe -hibernate ON
で、休止を可能に戻す。 仮想メモリを変更した場合には戻す。 一応、再起動する。
これで、かなり効果的にデフラグができるのではないかと思う。
- ■ Piriform (CCleaner, Defraggler) http://www.piriform.com/
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